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院長コラム

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東洋医学の病の考え方

東洋医学は体の巡りを整えて健康に導くと
いうのが基本的な考えです

巡りは気血水の巡りを意味します

気血水はどのように作られるのか

これは五臓六腑で作られます

五臓六腑は経絡で12経絡と言います

12の経絡にツボが点在していてツボを取って治して行くのが
東洋医学です

五臓にはそれぞれ役割があります

肝経  働きは気血の流れや心の調整をし、血を蓄える
肝が弱くなるとイライラやめまい、貧血になりやすくなります

心経  働きは精神安定と調整
心が弱くなると不眠、精神不安、胸の痛み、動悸が出ます

脾経  働きは消化吸収気血水を作り出し止める
脾が弱くなると消化器の不調や出血が起きやすくなり流産も起こりやすい

肺経  働きは呼吸の調整と水の流れの調節
肺が弱くなると咳、喘息、鼻の不調、むくみ、尿の出の不調

腎経  働きは体の根本を表し発育や生殖器官、水の代謝に関与
腎が弱くなると発育が悪い、老化、不妊、頻尿、尿失禁、むくみが出ます

川の水が澱めばどの川の水も澱んできます

体の気血水の流れをスムーズに澱みがなく綺麗流れていけば
健康になれます

また体取り入れる食べ物は体の根本を作ります

健康は1日ではなれません
積み重ねていくこと
人生と同じですね

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