院長コラム
甘いもの依存症は
疲れていたら甘いものがいい・・そう信じている人は多いと思います
実は医学的には、「逆効果」となる可能性を指摘されているようです
砂糖は、体内に吸収されるスピ-ドが非常に早いので
食べるとすぐに血糖値が上がり、"瞬間的には"元気になったような感覚が
でも・・身体はそれに対処するために、急いで血糖値を下げようと
インシュリンを大量分泌し、その結果、血糖値は下がりすぎてしまい
ボーっとしたり、集中力がなくなったり、無気力になったり......ということになる
しかも、その血糖値をまた正常値に戻そうとアドレナリンが分泌されると
気分が高揚して攻撃になったり、頭痛を引き起こしたり、食欲が異常に増すことも
血糖値が乱高下することで、精神状態も強く影響を受けるのでしょう
さらに、「甘味依存症」の傾向がある人は、「疲労の蓄積」がひどく
それを解消しようとまた甘いものを食べる......という悪循環に
砂糖は、体内での分解にミネラルやビタミンB郡を大量に消費するため
身体を元気にするために必要なこれらの栄養素が不足し
疲労回復が行われにくくなってしまいます
甘いのも好きな方は要注意です
確かに食に対しても食べ物の偏りがあったりしますね
甘い物の取り過ぎは東洋医学では胃を壊しやすくなります
気を付けて取りましょう