院長コラム

産後のケアに鍼灸やインディバで

出産した後は色々な体の変化が起こります
 
ホルモンは重要な役割をするのですが
エストロゲン
妊娠中に分泌されるエストロゲン
子宮を大きくする役割や母乳を運ぶための乳管を発達させます
胎盤がある程度完成するとそこから分泌されて、出産まで増加
産後は急激に減ります
 
そしてプロラクチン
母乳を作りだす作用があります
 
出産を終えて授乳期になると赤ちゃんがおっぱいに吸い付くことで刺激されます
それにより分泌が活発になり、母乳が生成されるのです
 
そして産後はホルモンの乱れが様々な形で体に影響を及ぼします
 

*母乳分泌ホルモンが生理の再開を遅らせる
赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって分泌が促進されるプロラクチンには
母乳分泌作用意外に排卵抑制作用があり、授乳期間中は生理の再開を遅らせるように作用
 
*濃くなっていたシミや乳首の黒ずみ、体毛が濃くなった感じから薄くなる
 
妊娠中にシミが増えるのは妊娠中に分泌されるプロゲステロンがメラノサイトを
刺激することによるもの。妊娠中に濃くなったシミは産後時間の経過とともに薄くなります
 
乳輪は赤ちゃんの吸引する力からおっぱいを守るために乳輪が大きくなったり、黒ずんだりしますが。卒乳後は徐々に薄くなります
 
*抜け毛が増える
育毛作用のあるエストロゲンが産後に激減することで起こります
妊娠中に生え変わらなかった抜けるはずの毛髪が産後一気に抜け毛となります
 
*肌が敏感になりかゆみ、湿疹、乾燥が起こる
妊娠前の体に戻ろうとする途中で、ホルモンが安定しないために起こりやすくなります
そして産後の睡眠不足や産後のストレスから引き起こされます
 
産後はホルモンの変化によって体に影響が出てきやすい時期です
またこの時期にきちんと体のケアをすることで、次の妊娠や子育てにも
関わってきます
しっかりと体を休めてくださいね
 
鍼灸やインディバはホルモンを安定させ、細胞を活性化させます
また東洋医学では精神を安定させるツボも沢山あります
治療院では骨盤調整のコースもあるので産後より早く体をもとに戻すことができます
親になると休む時がなくなりますが、1日でもケアをして
元気なお母さんとして過ごしてほしいと思います
ケアの方法の一つとして取り入れてみてくださいね

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