院長コラム

東洋医学の体の状態をしり健康に

急に寒くなり、花冷えっていう言葉もあるぐらい

暖かいのには馴れるのですが寒さは体に堪えます

今日はとても大切な

肝、腎の経絡は体にとって要というお話❗

腎という経絡は、体の根本の体力(両親から貰っているエネルギー先天の精ともいいます)
体の電池部分です

人は加齢とともに生命の中心の五臓の腎力も落ちていきます

腎は、耳、髪、骨に関連しています

骨が弱くなり、髪の毛が抜ける、白髪が増える、歯が弱くなる
耳が遠くなるなど、、あっ思い当たるという方も多いのではないでしょうか?

腎は体のエネルギーをためている蓄電池

両親が体力があるかただと生まれた時からの蓄電量は100%
でも体が弱く病気がちだったご両親からだと蓄電量は下がって生まれてきます

また蓄電量が違うため人それぞれの体力的なものも違います

蓄電量が少なくても、飲食からのエネルギーをきちんととっていると
またプラスで蓄電量が増えます
睡眠をきちんととれていると加算されます

生活週間によっても変わってきます

腎は冷えにも関与します

冷えてしまうと蓄電量も下がります

そして肝はストレスと最も関係の深い五臓

肝は、血液蓄え、解毒して体に栄養を送り届けます
「目は肝血を得て、始めて物の形や色を見ることが出来、指は肝血を得て、掴むことができる」という言葉もあります

体とって肝血にありともいえます

肝が精神的なストレスを感じると鼻血が出やすくなったり、目が充血します
神経が過敏になり、睡眠障害、情緒不安定も引き起こします

肩や首の筋肉は自律神経支配なので、凝りがひどくなったりします


また胃腸に血液が送り込めなくなるため、胃腸障害、下痢や便秘を繰り返します


東洋医学の根本を知ることで体のバロメーターもわかります








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