院長コラム

鍼灸治療は更年期症状も緩和

更年期障害とは

更年期は閉経前後の10年間に表れる症状
腰痛、肩凝り、関節痛、頻尿ドライアイ、ホットフラッシュ、耳鳴り
動悸、冷えなど自律神経症状と似ています
300種類ほどあると言われ症状も人それぞれ異なります
卵巣機能の低下、エストロゲンの低下が原因

では鍼灸の考え方は?

東洋医学では腎の力の低下が体内の気の巡りバランスを崩し様々な症状が出ると考えます

隂虚(冷気の巡りに低下)もしくは陽虚(熱気の巡り低下)の巡りを改善することで
症状を取り除いていきます

更年期の症状として
ホットフラッシュや火照り、寝汗、不眠は腎の力と自律神経を司る心経が影響して症状を出します

手足の冷え、胃腸不調、疲労は消化を司る脾経が影響して症状を出します

イライラ、鬱、ストレスが強く感じることは肝経が影響して症状を出すと考えます

年齢を重ねて腎の力がどんどん低下していきます
更年期に対してはこの力を上げていく鍼灸治療をしていきます

ホルモン療法は薬で緩和していきますがいつまでも行えません
鍼灸治療で薬に頼らない生活を送りましょう

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