院長コラム

心は体と連動する

今日は東洋医学のお話です

東洋医学では五情という考え方をします

喜怒思悲恐5つの感情バランスがとても大切

感情が高ぶるとトラブルになりますね

悲しい、思い過ぎると食欲がなくなったり

心と体はいつもつながっています

肝胆経絡は木を表します

伸び伸びしている木の様子
春に働く経絡です
怒の感情につながっています
イライラすると肝を高ぶらせ頭痛や凝りに表れます

心小腸経絡は火を表します

夏に働く経絡は火のごとく暑い時期に活発に
喜びの感情につながっています
喜びっていいことではと思いますが
喜び過ぎて心が乱れてしまうと
不眠や不安、動悸など心につながり気の巡りが停滞してしまいます

胃脾の経絡は土を表します

なんでも育つ土
土用という言葉もあります
土は思いとつながります
土は水分を必要としますが
水はけの悪い土は水分が溜まってしまいます
胃腸は運化働きがあり
上手く運べないと水毒になります
胃腸やむくみにつながります

肺大腸経絡は金を表します

土の中にある金は胃腸の働きが悪く積み重なると
呼吸器や皮膚に症状が出やすくなり
潤いが弱くなるので便秘にもなります
悲しみをの感情とつながり悲しみすぎると
症状を強く出します

腎膀胱経絡は水を表します

水は人間にとても必要ですね
水がないと不安にもなります
ある意味恐れにつながると昔の人は考えたのかも知れません
水は恐れや驚きとつながり体の根本を司る大切な経絡
恐れや驚き過ぎると腎が弱くなり
耳鳴りや髪、骨に関わってきます
また生殖器にもつながっているので不妊にも関わる経絡です

人は生きていく上で感情は当たり前にあるものです
でも過ぎることは良くない

悲しみすぎていませんか?
思い過ぎていませんか?

感情をうまく出しつつ
ストレスフリーになりましょう








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