院長コラム

ホットフラッシュなど更年期の自律神経症状

現在更年期のホットフラッシュの解明が進んできました

近々お薬も出るという事です

ただホットフラッシュが改善されても

疲労や気力の部分が最後まで残るとの報告を目にしました

今はホルモン充填療法が主体でホットフラッシュの治療が行われていますが

お薬を使ってもイマイチな方も多いです

自律神経のバランスが悪くなって更年期を起こしますが

自律神経は脳の視床下部が調節を行います

視床下部はホルモンを作り、血中に回し、抑えていくことが仕事です

視床下部のホルモン調節は下垂体との連携の上で働きます

下垂体は成長ホルモン、女性ホルモンのコントロールに影響を与えます

日々のストレスにより自律神経が乱れると視床下部も乱れホルモンに影響を及ぼし

更年期の症状が発症します

この視床下部の神経細胞の受容体の活動の変化によってホットフラッシュがおきるのではないか
と研究されてきています

ホットフラッシュも日中起こりやすい方
夜中大量の汗をかく方など様々ですが症状により疲労もより強く感じますし
症状が出ている事自体がストレスを生み出します

鍼灸治療はツボを刺激する事で自律神経、ホルモン調節を正常に促します

特に自律神経の、ホルモンの分泌調整に携わっている視床下部の乱れも
調整していく作用がある事が実証されています

体の不調は継続的に施術することで不調が改善していきます

心もバランスも崩しやすい更年期

ケアをして乗り切っていきましょう



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