院長コラム
湿気が多い時の体調管理
東洋医学では体に害となる過剰な湿気を「湿邪」と呼びます。
重く停滞するという湿邪の性質から、体のだるさ・頭痛
頭重感・関節痛・胃腸不快感・消化不良・手足のむくみ
治りが遅い湿疹など
どのように判断するのか?
湿邪は舌に現れます。舌にべったりとした苔(こけ)が
多い方はまず間違いなく湿邪の影響を受けていると考えて
良いでしょう
また、女性の場合は帯下(オリモノ)が普段よりも多く
なってくる傾向があります
そして暑くなって冷たいものが増えることで、胃腸の働きが
低下してお腹周りの脂肪の燃焼が低下して筋肉がゆるむ
ことでビール腹が出来上がります。
なるべく冷やさないように注意しましょう。
どのように対処したら・・
余分な水分を排泄する利尿効果に優れているキュウリ・
スイカなどのウリ科の植物を、胃腸の働きを高める人参
カボチャなどの緑黄色野菜と共に摂ることをお勧めします
また、水分は午後3時以降は少し控えることも大切です