院長コラム
良質な睡眠は美肌にも
人には体温リズムというものがあります
普通、よく眠れる人は日中体温が高く、夜になると体温が下がります
これは自律神経の働きですね
人は眠るとき、体温を低くして寝つきを良くします
そして明け方に入って活動できるように体温が上昇していきます
体にはこうした体温リズムが備わっているのですが
生活習慣の乱れなどで体温リズムが変化すると睡眠障害など眠れない原因となっている可能性が
若い人に多い低体温も睡眠障害の原因といえます
昼と夜に体温差をつけるのがポイントです
睡眠は、体の休息と再生の時間
それは肌にとっても同じことで、眠っている間に肌の奥では
傷ついた細胞の修復やターンオーバーが行われているのです
またダメージから肌を守る免疫細胞、肌の潤いやハリに欠かせない
コラーゲンやエラスチンも眠っている間に作られています
ノンレム睡眠とレム睡眠が正しいサイクルだと
この働きが正常に行われます。しかしながら睡眠時間が短い
夜中に何度も目が覚めて深く眠ることができない、など睡眠の質が悪いと
お肌のターンオーバーが正しく行われなくなります
単に眠ればいいというわけではなく、睡眠の質が良いことが
とても大切なのです
そして良質な睡眠をとるということは健康な証拠
いい睡眠で美肌に